ハリー・ポッター
de
テニプリ
Chapter:32   アラゴグとの遭遇

 禁じられた森に入ってから30分ほど歩いた頃だった。

 リョーマのランプと、海堂の杖の灯りを頼りに歩いていた二人と犬のファングは、地面が少し下り坂になっていることに気づいた。

「何かあるな?」

「っすね」

 確認するように、海堂とリョーマは灯りを宙にかざして見た。すると暗がりの中にぼんやりと、木立の中に空洞がぽっかりと穴を開けているのがわかった。

 地面を灯りで照らしてみると、クモはその空洞に向かっているようだった。

「この先っすね」

「………」

 海堂は何も答えなかった。

「ふしゅー」

 海堂のクセでもある、独特の吐息が荒くなっていた。

「行くしかないっすね」

 ファングを先頭に、リョーマと海堂は大きなほら穴の中に入って行った。少し歩くと、大きな空間に出た。リョーマはランプを、海堂は杖をかざして見ると、その奥には何か大きな穴が開いていて、クモはそこに入って行っていた。

「そこにいるのは誰だ?」

 しわがれた、低い声が問いかけてきた。

 声はするが、姿は見えない。声は、クモたちが入って行く大きな穴の中から聞こえてきているようだった。

「ハグリッド? お前なのか?」

「ハグリッドの友人っす」

 リョーマが答えると、大きく尖った長い足が2本、穴から出てきた。続いて、4本、6本とその数が増え、その奥から黒々とした大きな体がゆらりと出てきた。

「………っ!!!」

 海堂が小さく息を呑むのがわかった。

 それは、小型の象ほどもある大きなクモだった。胴体と脚を覆う黒い毛に白いものが混じり、鋏のついた醜い頭に、白濁した8つの目があった。どうやら、見えないらしい。

「あんたが、アラゴグ?」

「いかにも」

 驚く気持ちはあったが、森を歩いてくる間に恐怖心が麻痺してしまったらしい。リョーマは自分でも不思議に思うほど冷静に尋ねると、巨大なクモは答えた。

(へぇ、50年前からデカいクモだったけど、ここまで大きくなるとはね)

 リドルが日記の中で見せた、50年前の記憶を思い出してリョーマは妙に納得していた。これだけ大きくなるのならば、リドルに告げ口されるまでもなく、ハグリッドはアラゴグを城で飼うわけにはいかなくなっただろう、と簡単に想像できた。

「ハグリッドがここに人間を寄越すとは」

「ハグリッドは今疑われてて、魔法省のお偉いさんに連れて行かれたっすよ。また"秘密の部屋"を開いて生徒を襲わせてるってね」

「ぬれぎぬだ!」

 リョーマの話を聞いて、アラゴグは憤りを顕にした。

「"秘密の部屋"など開けてはおらん!」

 リドルは日記の中で、このアラゴグが秘密の部屋の怪物だ、とリョーマに告げていたのだが。アラゴグの憤りぶりは、芝居ではなく本気のようだ、とリョーマにもわかった。

「その口ぶりだと、あんたが怪物ってワケじゃなさそうだね」

「怪物はあの城で生まれた。わしは遠い国で生まれ、旅人からハグリッドに譲り渡されたのだ」

「お、おい…越前………」

 リョーマがアラゴグと話している間、しきりに穴の内部をきょろきょろと見回していた海堂が、不安げな声でリョーマを呼んだ。が、今は海堂に構っている場合ではない。

「静かにして下さい、海堂先輩」

 リョーマはアラゴグから情報を引き出すことに専念した。

「ってことはさ、50年前に男子生徒を殺したっていう怪物は、何なわけ?」

「そいつの話は口にせぬ」

 アラゴグは怒りを滲ませて答えた。

「わしらクモの仲間が何より恐れる、太古の生き物だ」

 そう言われても、魔法界の事情もよくわからないリョーマには、それがどんな魔法生物を指しているのかさっぱり見当がつかなかった。

「あんた、それ、見たことあんの?」

「わしが城で見たのは……わしが飼われた木箱だけだ。殺された子はトイレで発見され、疑われたわしをハグリッドがこの森へ逃がしたのだ」

「え、越前……」

 海堂が、今度はリョーマの肩先を掴んで呼びかけてきた。呼ぶ声も、肩を掴んだ手も、ガタガタと震えている。

「何すか!?」

「あ、あれ…見ろよ……」

 リョーマが海堂を振り向くと、恐怖に顔を引きつらせた海堂が上を指差す。

 導かれるままに顔を上げると、ほら穴の天井から、無数のクモが糸を伸ばして降りてきていた。人の顔ほどの大きさがある巨大なクモが、無数に下りてくる様は不気味なことこの上なかった。

(海堂は、クモが苦手だったな)

 いつぞやの夜、クモの大群を見て脅えていた海堂に向かって、乾がそう言ったのをリョーマはふいに思い出していた。特別苦手意識があるわけでもないリョーマですら、この光景は不気味だと思うのだ。海堂は……恐怖を浮かべて、目を見開いて、口からふしゅ、ふしゅ、と短く息を吐き出していた。

「あ、あの……どもっす」

 さすがにこの状況はヤバい。

 リョーマはとっさにそう判断して、アラゴグとの話を切り上げることにした。

「もう帰るっす」

「帰るだと? それはなるまい」

 アラゴグは不吉な宣言をした。

「わしの命令で、我が子はハグリッドには手を出さん。だが、ノコノコ迷い込んだ新鮮な肉を、お預けにはできん。さらばじゃ、ハグリッドの友よ」

(にゃろう、肉食かよ)

 リョーマは心の中で毒づいた。

「ってさ、俺達がおとなしくエサにされるとでも思ってんの?」

「ふ、ふしゅー」

 緊張と恐怖が極度まで高まったのか、海堂がひと際大きなため息を吐き出した。その瞬間、リョーマと海堂、そしてファングの周りを取り囲もうとしたクモが一斉に後退した。

「!?」

 その様子を見たアラゴグも、少し動揺を見せた。

「お前たち、まさか……!?」

「ふしゅー、ふしゅー」

 海堂の目が、完全に据わっていた。そして海堂が息を吐き出すごとに、クモは一進一退を繰り返した。

(これって、つまり……)

 クモは、海堂の吐息が苦手らしい。

 リョーマの判断は早かった。

「海堂先輩。ちょっと我慢して下さいね」

 リョーマは海堂の背中をガッと掴んで、前後左右に振りながら、ファングと共に穴の出口へとゆっくり後退しはじめた。

「ふしゅー。越前っ! てめぇ、何しやがるっ! ふしゅー」

「ここ、出たくないんすか!?」

 海堂を盾にして、リョーマは道を開けようとした。が、いかんせんクモの数があまりにも多すぎる。多勢に無勢で、やがてリョーマたちは包囲の輪を少しずつ縮められるようになってしまった。

「ふしゅー」

 一度はひるんでいた海堂の吐息も、数を重ねると慣れてしまったらしい。

 アラゴグほどではないが、それでも標準サイズよりずっと巨大なクモたちは、じりじりとリョーマたちを輪の中に追い詰めた。

「これは……いよいよヤバイっすね」

「ふしゅー」

 リョーマと海堂は、背中合わせになった。その横には、ファングが体をすり寄せる。

 足の踏み場もないほどに、クモで埋めつくされた黒い地面が、リョーマたちを覆い尽くそうとしたその瞬間だった。

「アラニア・エグズメイ!!」

「おっチビィー、海堂ぉーっ! 助けに来たにゃーっ!!」

 カッ!と二つの閃光がリョーマたちを照らすのと、低い声で唱えられた呪文と同時に周りのクモが吹き飛ぶのは、ほぼ同時だった。

「な、何すか!?」

 穴の中に、水色の車体をした車が飛び込んできて、クモを数匹踏み潰してリョーマたちの前に停まった。

「乗るにゃ、おチビ、海堂!」

 後部座席のドアが開いて、菊丸が身を乗り出してきた。

「菊丸先輩!?」

「乾先輩も……」

「早くするにゃ!」

「わかったっす」

 菊丸の声にいち早く反応したのは、危険を察知する本能が最も鋭いファングだった。ドアが開くや否や、車の中に飛び込んでいた。

 そしてリョーマも、促されるままにドアから後部座席にダイブした。

「海堂、どうした!?」

 が、海堂だけはその場に縫い留められたかのように動かない。乾に声をかけられても、海堂は顔を引きつらせたままで返事もしなかった。

「もしかして海堂ってば……動けない?」

「仕方ないな。アラニア・エグズメイ!」

 ため息をついて、乾は呪文でクモを20匹ほど吹き飛ばし、一度車から外に出て海堂の腕を引いた。そして海堂を車の中に引きずり込むと同時にもう一度呪文を唱え、襲いかかろうとするクモを吹き飛ばし、ドアを閉めた。反対側の窓からは、菊丸が同じ呪文を唱えてクモを追い払っていた。

「おチビも手伝うにゃ。アラニア・エグズメイ!」

「あ…アラニア・エグズメイ!」

 菊丸と共に窓から杖を突き出して、リョーマは呪文をそのまま口に乗せた。リョーマの杖先から閃光が迸り、車に飛びかかろうとしていたクモを3匹ほど吹き飛ばした。

「今だ、不二!」

「うん」

 ブゥン!

 乾の指示で、不二がアクセルを踏み込む。

「飛ばすよ」

 不二は短くそう言うと、ハンドルとギアを巧みに操って猛スピードでバックし、車の向きを反転させると一気に穴の出口に向かって突進した。飛び掛ってくるクモは、左から菊丸とリョーマが。右からは乾が、呪文で弾き飛ばしていく。

 前後や天井に飛び乗ろうとするクモをものともせずに、不二は地面のデコボコもクモも踏み越えて、穴の外へと脱出した。

「追いかけてくるぞ。飛ばせ、不二」

「わかってるよ、乾」

 猛前と追いかけてくるクモを振り切るように、不二はアクセルをいっぱいに踏み込んだままで車を操っていく。目の前に迫ってくる木の枝や大きな根も、不二は見事に避けていた。

「もう、しつこいにゃー。不二ぃ、飛べる?」

「うん。でももう少し広いスペースに出ないと飛べないな」

 地面が木の根でゴツゴツしているためなのか。

 それとも追いかけてくるクモがダイブをかけてくるためなのか。

 車は前後左右にガタガタと大きく揺れて、決して乗り心地がいいとは言えなかった。

「うわぁっ、不二ぃっ! 前、前っ!!」

 車を追い越していた何十匹ものクモが、お互いに積み重なって壁を作ろうとしていた。森の中に突如出現し始めた黒い壁が、車のライトを反射した。

「そろそろ行くよ」

 どこか楽しそうにそう呟いて、不二はハンドルの横についたレバーを引いた。そして左右に大きく揺れたと思うと、地面とタイヤがぶつかって立てる音が消えた。

「と、飛んでる?」

「ふしゅー」

「救出作戦、成功だな」

 間一髪でクモの壁への激突を免れ、リョーマたちが乗った車は宙に浮いていた。木々の枝をバキバキと折りながら上へと舞い上がり、リョーマたちは禁じられた森を見下ろしていた。

 助かった。

 そう思った瞬間に、リョーマは大きなため息を吐き出した。

「まさに、間一髪だったな。もう少し遅ければ、今頃はクモの餌食だった」

「乾先輩……」

 右の窓際に座っている乾が、ため息混じりに吐き出した。

「ほんっと。こいつがあって良かったにゃ」

「家のフォードがこんな所で役に立つとは思わなかったけどね」

 左の窓際に座っている菊丸に、運転席でハンドルを握っている不二が続く。

「どうもっした、乾先輩。菊丸先輩、不二先輩」

 リョーマは素直に礼を言った。

「ケガがなくて良かったよ。禁じられた森へ入って、無事に出てこられるヤツはそれほど多くないからね」

「すみませんっす」

「あともう少し離れていたら、追跡できないところだった。お前達は運がいいよ」

 乾が小さくため息をついて、座席の背もたれに体を預けた。

「追跡って……もしかして乾先輩、俺の後つけてたんすか?」

「ああ。海堂にこいつをつけて、ね」

 乾は軽く笑って、海堂の肩先に触れた。すると、スウッと一羽の鳥が浮かび上がった。黄色い羽、閉じられている瞼。それは、リョーマも何度か見ている鳥だった。名前は、確か……

「蓮二君2号?」

「ああ。越前が寮を抜け出してハグリッドの所へいくつもりだ、っていうのがわかったんでね。悪いが、ちょっと利用させてもらった」

 おかげで、いい情報が得られたよ。

 乾はそう言って、少し意地悪げな微笑を口元に浮かべた。

「海堂も、ご苦労だったな」

「監督生命令でも、二度とごめんっす」

「そう言うな。お前のおかげで、重要証言が得られたんだから」

 憮然とした様子の海堂に苦笑して、乾は種明かしをしてくれた。

 海堂に蓮二君2号を忍ばせて、二人の後をつけ、会話を盗み聞きしていたこと。

 それだけでなく、海堂に軽い自白剤を持たせ、ハグリッドのカップに混ぜて飲ませて情報を引き出したこと。

 リョーマと海堂が禁じられた森へ向かうと同時に、菊丸と不二にこの車を呼び寄せる指示をして、蓮二君2号の気配を頼りに二人を捜し当てて助け出したこと。

「そういう、ことだったんすか?」

「ああ。今朝父さんから極秘情報だ、ってハグリッドが魔法省に連行されるって知らせがあったんでね。話を聞くなら、今夜しかないと思ってたんだ」

 奇しくも、寮を抜け出してハグリッドに話を聞きに行こうとしていたリョーマは、乾にとって渡りに舟だった、ということだったのだ。

(ほんっと抜け目ない、やーな先輩)

 リョーマは軽くため息をついて、シートに体を預けた。

 事情を飲み込んで、気分も落ち着いてきたリョーマは、やっと車内を観察する余裕が出てきた。突然目の前に現れたこの水色のフォードは、どこにでもある普通のセダン車だった。

 リョーマの左隣にはファング。その向こうには菊丸がいて、助手席との間に身を乗り出して不二と談笑している。

 リョーマの右隣には海堂がいて、その向こうには乾がいる。

(これって、何かおかしくない?)

 目で見る限り、車幅が広がった様子はない。けれど、男子4人に犬が1匹並んでいるにもかかわらず、シートがキツイという印象がない。

 リョーマがどれだけ小柄でも、乾がどれほど細くても、このゆとりは何だ?

 それに、マグル界で普通に道路を走っているような車が、空を飛んでいること自体、そもそもおかしいんじゃないか?

 リョーマは考えて、運転席に身を乗り出している菊丸の肩を、ちょいちょいと突いた。

「ねぇ、菊丸先輩」

「うんにゃ? どうしたにゃ、おチビ?」

「この車、どうなってるんすか?」

 普通の車は飛ばないし、だいたいこれだけの人数が横に並んで座っているのに圧迫感がない。

 そう言うと、菊丸はヘラッと得意げな笑みを満面に浮かべた。

「この車は、不二家と菊丸家の最高傑作なんだにゃ」

「は?」

 何を言わんとしているのか理解できずに、リョーマは聞き返した。

「このフォードね、もともと家の父さんが乗ってたんだけど、古くなったから買い換えようかって言ってたんだ」

 菊丸の補足説明をかって出たのは、ハンドルを握っている不二だった。

「で、その時に俺が不二の家に遊びに行ってて。うちの父ちゃんも一緒だったんだよね」

「英二のお父さんは魔法省のマグル製品不正使用取締局勤務だからな。マグルが日常的に使っている生活用品にも詳しいんだ」

 さらに乾が情報を提供してくれた。

「それで、菊丸先輩のお父さんが、不二先輩の家にあったこの車に興味を示した、ってことっすか?」

「そうそう。いらないんだったら譲って欲しい、って父ちゃんが言ったら、不二のお父さんもいいよ、って。それでもらって帰って、父ちゃんが魔法をかけて、飛べるようにしたんだ」

「ついでに、どれだけ荷物を詰め込んでも大丈夫なようになってるんだよね、この車」

「座席も、何人乗っても大丈夫なように引き伸ばしてあるし、車ごと透明にするブースターもついてて、すんごく高性能なんだにゃ」

 菊丸が得意げに胸を反らせた。が、すかさず海堂から横槍が入った。

「っていうかそれ、マグル製品不正使用取締法違反なんじゃないっすか?」

「う……だから、今はこの森に隠してるんだにゃ」

「今のところ、菊丸家がこれを所有していることは公になっていないからな。それに、この車があったおかげで、お前も助かったんだぞ、海堂」

 しゅん、となってしまった菊丸を見て苦笑した乾にたしなめられて、海堂はそれ以上何も言わなくなった。

「でも、何で俺が寮を抜け出そうとしてる、ってわかったんすか?」

 リョーマは寮を抜け出そう、と思ったことを誰にも話していない。なのに乾がこうして出てきたということは、同じ監督生である手塚や大石も知っていると考えるのが自然だった。

 乾にそう話すと、乾は苦笑を収めて静かにリョーマに言った。

「それは……寮に帰ってから話すよ。ここで俺が話すのは、多分ルール違反だからね」

「?」

 疑問符を浮かべたリョーマに、乾はもう一度苦笑した。

「とりあえず、クモも撒けたようだし、二人とも無事だったし。アズカバンに送られたハグリッドのためにも、真相究明に全力を尽くさないといけないから、寮に帰ろうか」

「だにゃー」

「もうそろそろ、森を抜けると思うよ」

「!?」

 不二が現在位置を知らせてくれた時だった。

 急に、リョーマの額が疼いた。

「ん? どうした、越前?」

 思わず額を押さえたリョーマにいち早く気づいた乾が、顔を覗き込んできた。

「なんか、額が……」

「傷が痛むのか?」

「っす。――っ!」

 額につけられた傷痕に、激痛が走る。

(この辺り……何かある……?)

 痛みを抑えながら、リョーマは直感していた。

「不二先輩。森に降りてもらっていいっすか?」

「越前?」

「ここ……なんかおかしいっすよ」

「……」

 リョーマの訴えを聞いて、不二がバックミラー越しに乾の指示を仰ぐ。

「降りてみよう。自分の目で確かめないと、こいつは納得しないだろうからね」

「わかったよ」

 不二はハンドルを操作して高度を下げ、再び森の中へと降りて行った。






以上、32章別名「海堂薫の災難」をお届けしました(笑)。
ここ最近の章は、「ああ、やっとこれを世に出せるよ〜(感涙)」というお話が続いております。
ふふふ、クモに脅える薫ティンに、助けに飛び込んでくる3年コンビ+面白いコト好きな乾。
昨年末くらいからずーっと頭の中にあったお話がこうして形になって、一番嬉しいのは実は私自身だったりして(笑)。

次回は、禁じられた森の中で、何やら別の事件が起きているようです。
その現場からお届けいたします。
…が、ちょっと私事のためにまた1週飛んでしまいます。
うーん、いかんなぁ。
「週刊連載」じゃなくて「隔週連載」になってるぞ、自分(苦笑)。
何はともあれ、次回に何が起こるのか、お楽しみに♪





Chapter33 に続く / Chapter31 へ戻る / ハリポタdeテニプリ トップへ戻る



inserted by FC2 system