ハリー・ポッター
de
テニプリ
Chapter:6   グリンゴッツ強盗事件

「ふむ、妙だな」

 大広間での朝食時、偶然隣り合わせに座ることになった乾が、新聞を読みながら呟いた。オートミールを食べながら、自分が飼っている褐色のふくろうが届ける日刊預言者新聞を読むのが毎朝の日課らしい。が、手塚に言わせれば、読んでから食べるか、食べてから読むか、どちらかにしろ、ということらしい。口には出さないが、向かいにいる手塚の眉間には皺が寄っていた。

 規律にうるさい手塚にしてみれば、ながら食いというのは気に入らないらしい。が、乾はそんなのはお構いなしといった様子で、続けていた。

「妙って、何がっすか?」

 独り言なのか、それとも同意を求めているのか。いまいちわかりにくい乾なのだが、一応相手は先輩なので、とりあえずリョーマは訊いてみることにした。

 すると、やはり誰かに聞いてほしかったらしい。乾は眼鏡のレンズを不自然に光らせて、どこか嬉しそうに新聞を叩いて説明してくれた。

「これだよ。聞いたことないかい? グリンゴッツに強盗が入ったっていう事件」

「ああ、それっすか」

 そのことなら、ホグワーツに来る特急の中で、カチローがやや興奮気味に話してくれた。そして、ハグリッドが言っていた事を思い出していた。

 グリンゴッツはホグワーツ以外では世界一安全な場所で、銀行強盗など狂気の沙汰だと。

「あそこに強盗に入るなんて、狂気の沙汰だ、ってハグリッドが言ってたっすけど」

「あの銀行の金庫は、ロンドンの地下数百キロの所にあるからね。中には、銀行に勤めているゴブリンでなければ開けられない、という特別警戒金庫もある」

「その強盗って、特別警戒金庫を荒らしたって噂、あるんすよね?」

 いつもながらの早合点で、堀尾が乾に詰め寄る。どーせまた外れだろう、とリョーマが思っていると、乾はその通りだ、と頷いた。

「闇の魔法使い、あるいは魔女の仕業だとされているんだが、まだ犯人は捕まっていない。ところが、昨日になってそのグリンゴッツのゴブリンたちが、何も盗られていないと主張したらしい」

「どういうことなんですか?」

「荒らされた金庫は、侵入されたその日に空になっていたそうだ。何が入っていたかまでは、話さなかったらしいな」

「ふーん」

 言いながら、乾は日刊預言者新聞のトップ面に掲載されているその記事を、リョーマに見せた。

「そこに何が入っていたかについては申し上げられません。詮索しない方がみなさんの身のためです……だって。そんな物騒なモノだったんすかね、それ」

「さぁな。いずれにせよ、グリンゴッツの、それも特別警戒金庫に強盗に入るなんて、並みの魔法使いにできることじゃない」

 新聞を折りたたみながら、乾は眼鏡を指でずり上げた。

「強盗が入ったのって、確か入学式の前日でしたよね?」

「ああ」

「入学式の前日?」

 カチローが改めて乾に日付を確認したのを聞いて、リョーマはイヤに引っかかるものを感じた。

 入学式の前日、リョーマは学用品を買い揃えるために、ハグリッドに連れられてグリンゴッツへ行った。その時に、ハグリッドはリョーマの金庫の鍵をゴブリンに渡し、その後でもう一つ、金庫を開けるように指示を出していた。

『ダンブルドア教授からの手紙を預かってきとる。713番金庫にある、例の物についてだが……』

 声をひそめてはいたが、すぐ横にいるリョーマにはその会話がはっきり聞き取れた。そしてリョーマの金庫でお金を引き出した後、二人は713番金庫に連れて行かれた。

 その時、何が入っているのかとリョーマは尋ねたが、ハグリッドは答えてくれなかった。

『ホグワーツの仕事でな。極秘なんだよ。お前さんにしゃべったりしたら、クビになるだけじゃすまん』

 リョーマの金庫よりさらに奥深くにあった713番金庫の扉には、鍵がついていなかった。その代わりにゴブリンが指で扉をなぞって、扉を消した。グリンゴッツのゴブリン以外がそれをすると、扉に吸い込まれて中に閉じ込められるのだ、と言って。

 それほどの金庫の中に、いったい何が?と思っていたら、ほとんど空も同然で、リョーマは少し拍子抜けした。そこにあったのは、茶色の紙でくるまれた小さな包みが一つだけ。それだけの物を、何故こんな厳重な警戒が敷かれた場所に?と思わずにはいられなかった。

『内緒だからな』

 そう言って、ハグリッドはそれを大事にコートにしまいこんだ。

 あの金庫の扉は、ゴブリンでなければ開けられない、と言っていた。

 となると、リョーマが連れて行かれた713番金庫は……。

「特別警戒金庫……」

 思わず呟いたリョーマに、乾が声をかけてきた。

「どうした、越前?」

 尋ねられたリョーマは、話していいものかどうか迷った。ハグリッドはその中身を極秘なのだ、と言っていた。ならば、いくら乾が監督生とはいえ、話すべきではないだろう。それも、周りには口の軽そうな堀尾をはじめ、大勢の生徒がいるこんな大広間で。

「いや、何でもないっす」

「そうか?」

 なおも疑問符を浮かべた表情を見せる乾に、リョーマは差しさわりのない範囲で、付け加えることにした。

「ただ……その日、俺もグリンゴッツに行ったんで。その時には、何か起きた感じじゃなかったな、と思って」

「そうか。だったら、越前が帰った後に事件が起きたんだろうな」

「なんだ、越前? お前、自分がいた時に事件が起きてほしかった、とか思ってんのか?」

 乾の言葉を引き取って、堀尾が茶化す。それに

「そんなわけないじゃん」

 と反論して、リョーマはその場を切り抜けた。

 リョーマは考えていた。

 強盗犯が入ったのは、ハグリッドと行ったあの713番金庫だ。そして、犯人が狙っていたのは、あの包みなのではないか。

 自分が帰った後に強盗が入ったのだとしたら、ハグリッドは危機一髪であの包みを引き取ったのだろうか。そして、あの包みをホグワーツに持ち帰ったのだとしたら、あれは今、このホグワーツのどこかにあるはずだ、と。





 その日の夜、最後まで大広間に残って大食い競争をしていたリョーマは、競争相手の桃城と一緒に階段を駆け上がっていた。

「ったく、桃先輩食いすぎっすよ」

「お前こそ、俺に負けず劣らず食いまくってただろうが」

 最初は別に競争していたわけではなかったのだが、その日のクィディッチ練習がハードだったことも手伝って、リョーマも桃城もかなり腹が減っていた。そして、空になったら現れ、また空にすると現れる料理につい夢中になって、出る物出る物全てに食らいついてしまったのである。

『お前たち、いつまで食っているつもりだ?』

『なんか、桃とおチビ見てたら、こっちが食欲なくすにゃぁ』

『ホント、二人とも大食いだね』

『二人とも、食いすぎて腹こわすなよ』

 手塚と菊丸と不二と大石に、口々に言われても、まったく気にすることはなかった。

『食いすぎた時は、俺が消化を良くする特製の薬を調合してやるから、安心しろ』

 乾の申し出は丁重にお断りして、腹を壊さない程度には、二人とも加減した。が。

『お前さんたち、そんだけ食っていったいどこに入るんだ?』

 大男のハグリッドも、二人の食欲には呆れてしまったようだった。

「あー、でもちょぉっと食いすぎたかなぁ」

「ちょっと、じゃなくてかなり、でしょ」

 言い合いながら3つ目の階段を上ろうとした時、二人は上から呼び止められた。

「おーい、桃、越前」

 見上げると、中にシャンプーやリンスを入れた木製の桶を抱えた大石が、二人の方へ下りてくる所だった。

「大石先輩」

「二人とも、今までずっと広間にいたのか?」

「そうっすけど。大石先輩は……風呂上りっすか?」

 声をかけて二人のいる場所まで下りてきた大石の姿を見て、桃城が聞き返した。大石は私服で、いつもどおり真ん中できっちり分けて、両側にたらした前髪が少し水気を含んでいた。

「ああ。手塚と乾も一緒だったんだけど、俺は髪のセットに時間がかかるからな。先に戻ってもらったんだ」

 サラリと言いながら、大石は爽やかな微笑を浮かべた。

「あれ、でも浴室ってこんな所にあったんすか?」

 いつもリョーマ達が利用する浴室は、1階にある。が、大石は風呂上りだと言いながら、上から下りてきた。それをそのまま口にすると、大石は微笑を濃くして答えた。

「監督生は、専用の浴室を使えるんだよ。普通の浴室よりずっと豪華で、人数の割には広いから、快適だぞ」

「そうなんすか?」

「ああ」

 大石がさらにニッコリ笑った時。3人が乗っている階段が、急に動き出した。

「うわっ」

「ととっ」

「……っ?」

 突然動き出した階段に3人はバランスを崩し、左右の手すりに捕まった。

「まずいな、この階段は気まぐれなんだ。妙な場所に連れて行かれなければいいんだけど」

「そうっすね」

 ホグワーツの階段の中には、急に向きを変えるものがいくつかある。今3人が乗っているのも、その一つだった。そしてガタン、と大きな音を立てて、階段は3人が行こうとしていた方向とは別の場所につながった。

「やれやれ、仕方ないな。階段の気が変わらないうちに、上がるか」

 ホグワーツ生活4年目になる大石も、階段がつながった方向にはあまり来た事がないのだという。そして寮の門限も、間近に迫っている。大石は桃城とリョーマに告げた。

「二人とも、気をつけろよ。ミセス・ノリスを見つけたら、すぐに逃げるんだ」

「了解っす」

 ミセス・ノリスは管理人のフィルチが飼っている陰気そうな猫だ。猫らしく音もなく、どこからどもなく現れる。そしてその姿を見るや否や、フィルチがすぐに駆けつけてくるのだ。

 大石の言葉に頷いて、桃城とリョーマは大石に続いて階段を上がった。そして、明かりがほとんどない、暗い廊下に足を踏み入れた。

「ここ、暗いっすね」

「静かにしろ。見つかったら大変だぞ」

 ポツリと呟いたリョーマに囁き声で注意して、大石は足音を立てないように、慎重に進んで行った。が、後ろから突然、猫の鋭い鳴き声がした。

 振り返ると、そこには陰気そうな、やせ細った猫がいた。

「ヤベぇ、ミセス・ノリスだ」

「逃げるぞ」

「誰か隠れているのか?」

 桃城と大石が小さく呟くのと、遠くからフィルチの声が聞こえるのはほぼ同時だった。そして反射的に、声がするのとは反対の方向へ、足音を立てないように細心の注意を払いながら走った。

 が、フィルチの声とミセス・ノリスの鳴き声はだんだん大きくなってくる。3人は鎧がたくさん飾ってある長い回廊を走った。

「先輩、ここ!」

 全力で廊下を駆け抜けて、どこまで走ったのか大石ですらわからなくなった頃、桃城が壁にかかったタペストリーの裂け目から、隠れていた抜け道を見つけた。3人はとっさにそこへ飛び込んで、夢中で駆け抜けて出てきたところは呪文学の教室の近くだった。

「……フィルチを巻けたかな?」

 弾んだ息の合間から桃城が言った。

「どうかな?」

 せっかく風呂に入ったというのに、今の全力疾走でまた汗をかいてしまった大石が短く答えた。その時、いったいどこから回り込んだのか、また猫の鳴き声が聞こえてきた。

「ミセス・ノリス?」

「やべぇなぁ、やべぇよぉ。どこか隠れる所とか、ねぇのかよ」

 再び走りながら、桃城がぼやく。だが、3人は廊下の突き当たりで鍵のかかったドアにぶち当たってしまった。

「鍵が!?」

 取っ手を掴んで開けようとした桃城が、驚きと落胆を入り混ぜた声を出した。フィルチが走ってくる足音は、確実に近づいてきていた。

「越前、杖を持ってるか?」

「え、あ、はい」

 とっさに、厳しい口調で大石が尋ねてきた。リョーマは頷いて、マントから杖を取り出した。

「借りるぞ」

 言うが早いか、大石はリョーマの杖をひったくり、鍵を杖で軽く叩いて小さく唱えた。

「アロホモラ」

 カチッと鍵が開き、ぱっと開いたドアに、3人はなだれ込むようにして飛び込んだ。そしてドアに耳をぴったりとつけて、耳を澄ました。

「どっちに行った? この辺りに隠れているはずなんだが……」

 フィルチはドアの前まで来て、辺りを見回しているようだった。が、誰の姿も見えないとわかって、やがて足音が遠ざかっていくのが聞こえた。

 3人は足音が完全に消えるのを確認して、ようやく肩の力を抜いた。

「はぁ、助かったぁ」

「……それは、どうかな」

「何すか、大石先輩?」

 ほっとした様子の桃城に、大石は逃げろと呟いた声よりさらに厳しい声で言った。そんな大石に話しかけようとして、リョーマは不意に気付いた。その部屋の、不穏な空気に。

 大石の視線は、ドアではなく、部屋の奥に向けられていた。

「ここは、部屋じゃない。廊下だ」

「まさか、俺たち立ち入り禁止の廊下に?」

「そうらしいな」

 疑問形で確認する桃城に、大石は小さく頷いた。薄明かりの中で彼らの正面にある物を見て、リョーマは何故ここが立ち入り禁止なのかを理解していた。

『とても痛い死に方をしないように』

 新入生歓迎の宴の前に、ダンブルドア校長が言った言葉をリョーマは思い出していた。

「痛い死に方をしないように、って、この事っすか?」

「そうらしいな」

 3人が真正面に見たのは、怪獣のような犬の目だった。床から天井までの空間全部が、その巨大な犬で埋まっている。その頭は3つ。血走った3組のギョロ目が、3人を捕らえていた。3つの鼻がそれぞれの方向に、ヒクヒク、ピクピクと動いている。3つの口から黄色い牙をむき出し、その間からヌメヌメとしたよだれがダラリと下がっていた。

「わああぁぁぁぁーーーー!!」

 さすがのリョーマも、桃城や大石と声を揃えて叫んでいた。

 そして今にも食いつかんばかりに、雷のようにすさまじく咆える怪物犬から身を翻して、3人はドアから飛び出て全力でそれを閉め、飛ぶように廊下を走った。

 どこをどう走ったものか。我を忘れていた3人を現実に引き戻したのは、グリフィンドール寮の扉を守る、ピンクのジャージを着た竜崎スミレの肖像画だった。

「お前さんたち、いったいどこをほっつき歩いてたんだい? 門限はとっくに過ぎてるよ」

「す、すみません。カ、カプート・ドラコニス」

 息も絶え絶えに大石がそう言うと、スミレは仕方ないねぇ、と言いながら入り口を開けてくれた。談話室に入り、へたりこむようにして肘掛け椅子に座り、息を整えた。

「遅かったね」

 そんな3人に、どことなく楽しそうな声をかけた者がいた。談話室の奥から、ろうそくの明かりを眼鏡に反射させて現れたのは、乾だった。

「息も絶え絶えに駆け込んできたって様子だけど、何かあったのかな?」

 言いながら、少し冷めた紅茶のカップを差し出した。香り高いアップルティーに、蜂蜜を少し落として甘めにしてある紅茶だった。

「先に戻っててくれ、って言った割に大石は帰ってこないし。広間で大食い選手権をしてたはずの桃や越前も帰ってこない。手塚がかなり怒ってて、先に寝るって言ってたよ。明日、練習はないけどグラウンド30周だって」

 一人ずつカップを渡して、自分もポットから紅茶を注いで、乾は肘掛け椅子に腰かけた。そして3人が紅茶を飲んで、息を整えて落ち着くのを待って、口を開いた。

「でもまぁ、手塚も鬼じゃないからね。理由如何によっては、減刑を願い出てあげるけど?」

「っていうか、この学校。なんであんな化け物を学校の中に飼ってるんすか?」

 乾の質問に答えるより先に、リョーマの口を突いて出たのはそれだった。

「化け物? って、どうかしたのか」

 乾の視線は大石に向けられていた。大石は紅茶を飲み干して、一つ息をついて、乾に事の次第を説明した。一部始終を聞き終えて、乾はなるほどね、と納得した様子を見せた。

「気まぐれな階段が原因なら、君たちに責任はないな。手塚には、グラウンド30周を免除するように言っておくよ」

「っていうか、あの全力疾走はグラウンド30周よりキツイっすよ」

 乾の言葉に安心した様子を見せながらぼやく桃城に対して、大石は何か考え込むような仕草をしていた。

「どうしたんすか、大石先輩」

 気付いたリョーマが声をかけると、大石は厳しい表情で問い詰めるように言った。

「桃、越前。お前たちは気付かなかったのか」

「気付かないって、何すか?」

 どういうことだ、と聞き返す桃城に、大石は眉をひそめた。

「あの犬の足元に何があったのか、気付かなかったのか?」

 言われてリョーマは思い返していた。あの大きな犬に全神経を集中させていて、足元にまで気を配る余裕など全くなかった。

 桃城も、リョーマと似たようなことを言った。

 そんな二人を、大石は睨むように見比べた。そしてため息をついて、続けた。

「あの犬の足元には、仕掛け扉があった」

「仕掛け扉?」

 おうむ返しにする乾に頷いて、大石は続けた。

「ああ。俺たちが入り込んだのは、立ち入り禁止の廊下だ。そこに、あの怪物犬がいて、足元には仕掛け扉があった。ということは……」

「仕掛け扉の下に何か隠していて、怪物犬がそれを守っている確率100%ってことか」

「ああ。だから、生徒を立ち入り禁止にしたんだろうな」

 どこか楽しそうだった乾の声が、真剣になる。そして神妙な顔つきで頷いた大石を見て、リョーマは考えていた。

『グリンゴッツは何かを隠すには世界で一番安全な場所だ。たぶん、ホグワーツ以外ではな』

 ハグリッドの言葉が脳裏に蘇ってくる。

 グリンゴッツの713番金庫。そこからハグリッドが取り出した、絶対に秘密だというあの汚い小さな包み。

 それがどこにあるのか、リョーマはわかったような気がしていた。





第6章です。今回、話の核心にちょっとだけ触れる内容になりました。
「ハリポタ」の映画or原作をご覧になった方は、“ふーん、なるほどね”と思われるかも、なのです。
この章ではちょっと大石に活躍してもらいました。というか、大石風呂上りの図、ってのをね。
一度書いてみたかった、という(笑)。
だって、あの髪型をセットするのにいったいどれくらい時間かけてるんだろう?って気になるじゃないですか。
さて、次回は乾式クィディッチ練習法が登場です。
お約束のペナル茶登場ですので、お楽しみに♪





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